イチナナで歌配信をしたい場合、音質にこだわらないのであれば、配信中のスマホに向かって歌うだけでも配信することはできます!
しかし、スマホのマイクから音声を拾うことになりますので、通話中の相手に向かって歌うのと同じ程度の音質での配信となります。
雑談系ライバーでたまに歌うくらいでしたらそれでもいいと思いますが、歌配信をメインとするライバーなら、いい音質をリスナーさんに届けたいですよね。
歌配信を高音質で届けるには、いくつかの機材が必要になります。
どんな機材が必要なのか、その機材は何なのか、どのように繋ぐかなど、ライバーをしているみゆさんが実際に使っている機材を参考に説明してくれました!
配信するために必要な機材
- マイク(ケーブル、スタンド)
- オーディオインターフェース
- iPhone用USB変換アダプタ
- 電源コード
- ヘッドフォン(イヤホン)
①マイク(ケーブル、スタンド)
マイクの種類は大きく分けて2種類あります。
①ダイナミックマイク
②コンデンサーマイク
ダイナミックマイクとは?
一般的に「マイク」と聞いて想像するようなカラオケなどにも使われているあのマイクのことです。
極力周囲の雑音を拾わず、マイクの直線上にある歌声を拾ってくれるマイクです。
コンデンサーマイクとは?
上記画像のようなレコーディングスタジオ等でよく見かけるマイクです。
集音範囲が広く、専用の電源を必要とします。
「手軽に使いたい。」「歌だけ拾ってくれればいい」という方は安価で取り扱いも簡単なためダイナミックマイクがおすすめです!
ライン出力できない楽器(ピアノ、アコースティックギター、ヴァイオリン等)の音も拾いたい、声が拡散型でダイナミックマイクだと使いづらいという人はコンデンサーマイクがおすすめです!
・カラオケ感覚で使う→「ダイナミックマイク」
・楽器を弾きながら歌ったり音を沢山拾いたい→「コンデンサーマイク」
主に使われているマイクは「オーディオオクニカ」というコンデンサーマイクです。
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ただし、コンデンサーマイクを使用する際はオーディオインターフェースにファンタム電源がついているものを用意しましょう。
(オーディオインターフェースについては後ほど)
また、コンデンサーマイクはデリケートなため、衝撃や気温・湿度の変化などに注意しましょう。
使い終わったらそのままにせず、ケースにしまうなど取り扱いに注意が必要です。
マイクが決まったら、ケーブルの用意も忘れずに!
マイクスタンドも必要に応じ準備して下さい。
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②オーディオインターフェース
マイクを用意しても、直接スマホに繋ぐことはできません。
オーディオインターフェースという機材を介して接続する必要があります。
オーディオインターフェースとはミキサーのような機材で、マイクや楽器から出力した音を集約し、スマホで再生できる信号に変換して出力してくれる機材です。
様々なメーカーから発売されていますが、「YAMAHAのAG03」がおすすめです。
※正規の価格は1万5000円~8千円前後です。コロナ禍なため高騰しているサイトがあるようです。
オーディオインターフェースにも様々な種類がありますが、「YAMAHAのAG03」は最もポピュラーな機種で、イチナナのライバーさんも多くがこの機材を使っています。
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ヤマハ YAMAHA ウェブキャスティングミキサー オーディオインターフェース 3チャンネル AG03 インターネット配信に便利な機能付き 音楽制作アプリケーションCubasis LE対応
A5サイズのコンパクトなボディに、配信に必要な機能が詰まっていて使いやすいです!
もちろんファンタム電源もついています。
みゆさんはAG03にマイクとキーボードを繋いで弾き語りをされています。
③iPhone用USB変換アダプタ
オーディオインターフェースからの出力はUSBケーブルになりますが、iPhoneにはUSB端末がありませんので、USBケーブルをライトニングケーブルに変換する必要があります。
そのために、変換用のカメラアダプタを使用します。
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画像のように電源を確保しつつ変換できるものだと、スマホを充電しながら配信できるため、長時間の配信でも安心です。
④電源コード
「YAMAHA AG03」の場合、オーディオインターフェースの電源はスマホからUSB経由で確保することが可能です。
しかし、配信で頑張っているスマホに更に負担をかけるのは避けたいというのと、スマホ経由での電源確保だとノイズが発生する可能性があるため、電源は電源コードで確保することをおすすめしたいです。
⑤ヘッドフォン
オーディオインターフェースからスマホに繋いだ場合、音声はスマホから出力されません。
音声を聴くためには、ヘッドフォン(イヤホン)を繋ぐか、スピーカーに繋ぐ必要があります。
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在宅事情などで、大音量での配信は難しい方がほとんどだと思いますので、ヘッドフォン(イヤホン)の使用が主流です。
スマホと配信機材の繋ぎ方
▼オーディオインターフェース上部
必ずオーディオインターフェースの電源を切った状態で繋ぎます。
(オンにしたまま抜き差しすると機材が故障する危険性があります。)
コンデンサーマイクを使用する場合、ファンタム電源(+48Vと書いてあるボタン)をオンにしておきましょう。
ボリュームのスライダーを1番下にし、電源を入れて、イヤホンで音声を聞きながら徐々にスライダーを上げていきます。
※BGMは、AG03側で音量調節ができません。再生機器側で調整する必要があります。
▼オーディオインターフェース背面
背面には、USBケーブルを指すための端子と、電源コードを指すための端子があります。差し込む方向など、端子の形を見ながら確認しましょう。
配信機材以外で便利なグッズは?
- スマホ三脚
- ライト
- 確認用端末
スマホ三脚
長い間配信するので三脚あった方がいいです!
注意してほしいことは横向きではなくスマホを縦に設置できる三脚を選んで下さい。
ライト
配信で盛れるようにライトは必ず買いましょう!
映り方が全然違います。
ライトを使っていないライバーは損しています…
三脚・ライトがついた【セルフィー リング LED ライト with トライポッド スタンド】がおすすめです。
確認用端末
どのように配信で映っているか確認するためにもう配信用端末と別にもう1台端末をもっていた方が便利です。
配信機材で配信をもっと楽しくしよう!
歌配信をするための機材にはいろいろなものがあり、ハードルが高いな…と思ってしまうかもしれません。
この記事を読んで、1つ1つ準備をするれば歌声や楽器音を存分にリスナーに届けることができるのでぜひ参考にしてくださいね!
初心者用のライブ配信機材セットもあるので、自信がない方はコチラが間違いないです!
この記事を書いた人
【みゆ🎹💖miyusica🐻】 イチナナ認証ライバー。東京音楽大学卒業。5団体に所属しライブ活動をおこなっている。